医師研修先マッチング県内97人で過去最多
日本医師会などでつくる医師臨床研修マッチング協議会は22日、来春医師になる大学生らの臨床研修病院を決める2015年度のマッチング結果を発表した。愛媛県内では、募集定員128人(前年度比2人増)に対し研修予定者は97人(15人増)で、03年度の制度スタート以降で最多となった。充足率は75.8%(10.7ポイント増)だった。
研修医を募った県内の16病院別では、愛媛大の46人(定員56人)が最多で、県立中央は19人(21人)。充足率が100%だったのは、松山赤十字12人、松山市民6人、済生会松山5人、HITO2人、西条中央2人の5病院。このほか市立宇和島2人(6人)、済生会今治2人(3人)、西条市立周桑1人(2人)となっている。
一方、愛媛労災、愛媛生協、市立八幡浜総合、住友別子、十全総合、県立今治はマッチ者がいなかった。