世界でたった一つのお皿を作ろう―。3月に卒園式を迎える椿幼稚園はなみずき保育園(愛媛県松山市古川西1丁目)の年長児約150人が12日、砥部町千足の砥部焼観光センター炎の里で絵付けを体験し、和気あいあいと思い出づくりを楽しんだ。
 地域の伝統工芸に触れ、記念品として長く愛用してもらおうと園が毎年実施している。
 園児は焼くと青と緑になる絵の具を使い、直径約15センチの皿を絵付け。事前に用意した下書きを見ながら色ごとに筆を使い分けてロボットや魚、ウサギ、花などを思い思いに描き、出来上がると満足そうに眺めた。