えひめいやしの南予博2016をPRする地元ならではの名物料理を広めようと、愛媛県南予地方局は16日、西予市内で料理技術交流会を開いた。南予の民宿などで提供する麦みそベースのたれを使った「南予焼き」や、「ちりめんふりかけ丼」など共通メニューを農家レストランや民宿の経営者ら約50人が料理し試食。さらに魅力を高めようと意見を出し合った。
 共通メニューは南予博や来年開催の愛媛国体に向け、県や経営者らでつくる「ふるさとの食振興研究協議会」が昨年から開発した。
 16日は、みかんジュースを米と一緒に炊いたすしや、ニンニク入りコロッケなどを含め計8品を作った。参加者は「いい勉強になった」「どれもおいしかった」「店のメニューに取り入れてみたい」などと話していた。