松山短大(愛媛県松山市)の学生と三原産業(宇和島市)などの連携プロジェクトの成果発表会が25日、松山市文京町の同大であり、各チームが南予の観光サービスと特産品を売り出す6事業案を動画などでプレゼンテーションした。
 南予の雇用創出を目的に2015年10月から同大1年生12人と同社従業員らが、企業研修などを手掛ける「デキル。」(東京)の協力を受け取り組んできた。
 「じゃこ天キット」を提案したチームはハートや魚の形の型枠を試作し、すり身とセット販売すると説明。「トッピングも自由でオリジナルじゃこ天を家で作れる。お土産としても販売し、県外の人にもじゃこ天のおいしさをPRしたい」と強調した。観光地や特産品を紹介するスマートフォンのアプリゲームのほか、ホタル狩りや真珠のアクセサリー作りなど五感を使った滞在型体験プランなどの提案もあった。