原子力規制委員長「規制への信頼不十分」 伊方原発視察振り返る
国の原子力規制委員会の田中俊一委員長が28日、東京・六本木の原子力規制庁で定例会見した。今年の所感として15、16両日に四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)視察などで愛媛県を訪問したことを改めて振り返り、初めての住民との対話を通し「規制への信頼がまだ十分ではないし、逆に規制の立場を離れてもう少しいろんな取り組みが必要かなと感じた」と語った。
田中委員長は、住民は4月の熊本地震の影響や原発事故時の避難計画などへの関心が強かったと説明。「『放射線への知識がないからもっと勉強したい』という非常に積極的な若い方の意見もあった。そういうことにきちっと答えるのもわれわれの一つのミッションかもしれない」と述べた。
原子力規制委員長「規制への信頼不十分」 伊方原発視察振り返る
国の原子力規制委員会の田中俊一委員長が28日、東京・六本木の原子力規制庁で定例会見した。今年の所感として15、16両日に四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)視察などで愛媛県を訪問したことを改めて振り返り、初めての住民との対話を通し「規制への信頼がまだ十分ではないし、逆に規制の立場を離れてもう少しいろんな取り組みが必要かなと感じた」と語った。
田中委員長は、住民は4月の熊本地震の影響や原発事故時の避難計画などへの関心が強かったと説明。「『放射線への知識がないからもっと勉強したい』という非常に積極的な若い方の意見もあった。そういうことにきちっと答えるのもわれわれの一つのミッションかもしれない」と述べた。