参院選立候補予定者が公開討論 松山
7月の参院選に向け愛媛選挙区(改選数1)の立候補予定者3人による公開討論会が16日夕、松山市文京町の松山大であった。安倍晋三首相が意欲的な改憲に加え、年金を含む社会保障などについて、それぞれの政策を主張した。
日本青年会議所愛媛ブロック協議会が主催。出馬表明している自民党現職の山本順三(61)、幸福実現党新人の森田浩二(56)、無所属新人の永江孝子(56)の3氏が出席した。
安全保障関連法や改憲に関し山本氏は「(国会の)憲法審査会でしっかり議論したことが国民に伝わり憲法改正のムードが醸成されたら考えれば」と言及。森田氏は改憲し、自衛隊の国防軍化と交戦権を明記すべきだと述べた。集団的自衛権の行使を可能にする安保関連法の廃止を掲げる永江氏は「個別的自衛権と警察権の範囲で国民の命を守るべきだ」と改憲も否定した。