古民家鑑定士らでつくる全国古民家再生協会(東京)の中四国地区会員大会が11日、愛媛県松山市道後公園の子規記念博物館であり約40人が交流を深めた。
協会は地域の伝統建築物を守ろうと設立され情報交換などのため全国8地区で会員大会を開催している。
11日の大会で、八軒清人愛媛第1支部長は「古民家に代表される日本人の生き方を次の世代に伝えていこう」とあいさつした。
協会の河野公宏監事(松山市)は熊本地震の被災地支援について「他の地区のメンバーの協力で古民家の特性に合わせた無償の耐震診断を実施した。九州地区では家を失った人に空き家の古民家を貸し出す手伝いをしている」と活動報告した。