句詠み確かめる親子愛、砥部で大会 作品表彰や講演
子どもが親への感謝の気持ちを俳句や連歌に詠み、家族の絆を確かめ合う「えひめ親守詩(おやもりうた)大会」が22日、愛媛県砥部町宮内の町文化会館であった。県内の小中学生らから寄せられた計400作品の中から入賞約60点を表彰し、心温まる作品を鑑賞した。
親守詩は、親から子に贈る子守歌の逆があってもいいのではないかという発想から松山市で誕生。県内の教員や一般の賛同者らでつくる実行委員会が大会を主催しており、3回目になる。
母親と作った連歌作品「ほんとはね ママのとなりで ねたいんだ ママもほんとは おんなじ気持ち」で最優秀に輝いた宇和島市の玉津小学校2年の男子児童(8)は「とてもうれしい。これからも家族のぬくもりを大事にしたい」と喜んでいた。