「動物とのふれあい教室」が14日、愛媛県松山市猿川原の立岩小学校であった。児童らは学校で飼育していたウサギが亡くなったことに命の尊さを実感し、獣医師から贈られたウサギを大切に育てると誓った。
 ふれあい教室は県獣医師会が毎年、県内の学校で開いている。14日は会員の獣医師5人がヘビやハリネズミ、カメなど9種類28匹を連れて同校を訪れた。
 全校児童22人が模型や絵で、動物ごとに心臓の大きさが違うことを学び、ウサギやモルモットに聴診器を当てて心音に耳を澄ませた。5年渡部晴也君(10)は「ウサギの心臓はどっどっどっという音がする」と生きていることを感じ、ひざの上で優しくなでていた。