国体水球に愛媛選抜出場 35年ぶり
5日から始まる岩手国体の水球に、愛媛選抜が出場する。同競技に県内チームが参戦するのは35年ぶり。竹田主将は「岩手ではまず1勝が目標。来年の愛媛国体でさらに上にいけるよう弾みをつけたい」と意気込んでいる。
県内では、1960年に四国初の水球部が大洲高に誕生。61年の全国高校大会では初戦敗退した。ただ、その年の国体では7位に入賞し、翌年は5位と健闘した。その後、74~81年は東温高、新田高を軸に連続して出場していた。
今回の愛媛選抜は、愛媛国体の選手育成を目的に創設した愛媛水球クラブのメンバーで構成。国体予選には昨年から出場し、2度目の挑戦で全国切符をつかんだ。
岩手国体での初戦の相手はインターハイ4位の関西高を中心とする岡山。愛媛は前半から積極的にプレッシャーを与え、勝機を見いだす考えだ。