地域との交流を通じて伝統行事に親しもうと愛媛県松前町西古泉のエンゼル幼稚園で4日、地元の高齢者らを招いた交流会があり、園児や参加者約350人が餅つきなどを楽しんだ。
 餅つきでは、年長組が育てたもち米約130キロを使用。園児がお年寄りと一緒にきねを振り下ろすと、周りからは自然に「よいしょ」の声が上がり、ぺったんと餅をつく音が園内に響いた。参加者は、あんを包んだ出来たての柔らかい餅を堪能した。
 今回は伊予署も初め参加し、園児はパトカーや白バイに体験乗車。寸劇で特殊詐欺の被害防止などを呼び掛けた署の劇団「KMBC14」の熱演に高齢者から拍手が送られた。