飲料水の確保に取り組むアフリカ11カ国の技術者や行政幹部ら14人が11月から来日しており、2日は自噴水「うちぬき」で知られる愛媛県西条市を訪れた。地下水の保全対策や水道施設の管理体制などを学んだ。
 研修は水質が悪く、水を得られにくいアフリカの村落などに日本の取り組みを応用してもらおうと国際協力機構(JICA)四国支部が主催。約1カ月にわたって香川県などを視察し、アフリカと同じように飲料水で主に地下水を活用する西条市の取り組みを確認しようと訪れた。