地域創生、産業や人材育成 西条市と愛媛大が覚書
愛媛県西条市と愛媛大は26日、西条市の地域創生まちづくり実現に向けた覚書を締結した。人口減少など地方都市が直面する課題を解決するのが狙いで、地域創生につながる産業イノベーション▽地域を志向し、地域で活躍できる人材の育成▽地域住民への教育機会の提供―などで連携協力し、魅力ある地域創生の取り組みを進める。
西条市で26日に開かれた地域創生がテーマの公開シンポジウム(西条市、愛媛大など主催)で行われた締結式では、青野勝市長と大橋裕一学長が覚書を交わした。市が2016年4月、ひうちに開設予定の地域創生センター(仮称)を愛媛大が研究拠点として使い、観光振興や農業、工業、自然環境など幅広い分野で連携協力することを確認した。
パネルディスカッションでは、今後の取り組みについて青野市長や愛媛大教授ら5人が意見交換した。