「第13回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」(日本損害保険協会など主催)で、愛南町内の3小学校の児童が作った防災マップが防災担当大臣賞などに入選した。いずれも南海トラフ巨大地震に備え、地域の津波避難経路や危険箇所を調べた力作だ。
コンクールには全国の児童1万9158人から過去最多の2871作品が集まり、17作品が入選した。
「地域の役に立つ地図を作りたい」。中浦小の3、5、6年生6人の思いが形になった作品は防災担当大臣賞を受賞した。児童がテーマに選んだのは、夜中に地震が起きた際の避難。事前に行った住民アンケートで、心配の声が多く寄せられたからだという。