南海トラフ巨大地震に備えようと愛媛県松山市北土居3丁目の松山南署で29日、災害警備訓練があり、署員約120人が連絡や情報収集の態勢などを確認した。
 午前6時に地震が発生し、県内全域で震度6以上の揺れを観測した想定で実施。模擬の安否確認メールを受け取った署員は、各課長に被災状況などを報告し署に集まった。
 署は非常災害警備本部を立ち上げ、東温市や砥部町などと連絡を取り合いながら家屋の倒壊や負傷者の状況などを取りまとめた。同市朝生田町4丁目の第一自動車教習所などでは、警察車両への燃料補給訓練もあった。