全国脳卒中週間(25~31日)に合わせ、脳卒中の予防や治療、後遺症などについて専門家がアドバイスする相談会が26日、愛媛県四国中央市妻鳥町のフジグラン川之江であった。
 HITO病院(同市上分町)が2014年から毎年開催。医師や看護師、保健師、作業療法士らが個別ブースに分かれ、買い物客らから相談を受けた。血管年齢や骨密度などの測定コーナーもあり、関心を集めていた。市内の70代男性は「高血圧などの持病があり、脳卒中とどう関係するか聞くことができてよかった」と満足そうだった。
 同病院脳卒中センター長の久門良明医師(64)は脳の血管が詰まる脳梗塞について「脱水症状になりやすい夏にも多く発症する。生活習慣改善による血圧や血糖値、血中コレステロールなどの改善が脳卒中の予防につながる」と話していた。