夕日と共演、響く歌声 下灘駅でコンサート
夕日が沈む伊予灘をバックに音楽を楽しむ「夕焼けプラットホームコンサート」が3日、愛媛県伊予市双海町大久保のJR下灘駅であり、市内外の約600人が海と行き交う列車が織りなす風景を堪能しながらバンド演奏や子どもたちの合唱に耳を傾けた。
住民有志らでつくる運営委員会などが毎年開催し、31回目。地元の下灘小学校児童48人による同駅のイメージソング「風の吹く駅で」の合唱で幕開け。関西を拠点に活躍するバンド「シカゴプードル」、愛媛の農業アイドル「愛(え)の葉Girls」のSACKYさんらが出演し、さわやかな曲調の楽曲を中心に会場を盛り上げた。
開始時は曇りだったが、後半には夕日のオレンジ色がかすかに雲を照らし、会場からは「きれい」「最高」と喜ぶ声が上がった。