山あいの棚田をほのかにライトアップするイベント「穂田(ほた)るの里の幻灯火(げんとうび)」が20日夜、愛媛県鬼北町大宿(おおじゅく)地区で始まり、約800個の灯籠が、安らぎの空間をつくり出している。
地元住民グループ「来夢(らいむ)・母愛夢(ぽえむ)」が古里を活性化しようと、ホタルが飛び始める時季に合わせて開き4回目。
夕暮れが迫る午後7時すぎ、メンバーや町職員らがペットボトルで作った灯籠一つ一つに点灯。田植えが終わったばかりの棚田の石垣に沿って、光の帯が次々と延びていった。
イベントは6月4日までの金・土曜日、午後7時半~9時ごろ開催する。