夕闇の海岸に青白い光 ウミホタル観察・西条
青白い光を放つミジンコの仲間、ウミホタルと海岸の漂流物を観察する自然観察教室(愛媛新聞社主催、トヨタ自動車「AQUA SOCIAL FES!!」協賛)が1日夕、西条市河原津の休暇村瀬戸内東予のキャンプ場周辺であった。波穏やかな海岸に夕闇が迫る中、県内外から参加した親子99人が幻想的な光を楽しんだ。
NPO法人西条自然学校(山本貴仁理事長)のスタッフが、ウミホタルの体長が1~3ミリであることや、酵素などを海中に放出して青白く光る仕組みなどを説明した。
ウミホタルの採取では、餌となる煮干しを入れたペットボトルを海に投入。ゆっくり引き上げると、中で青白い光を放っていた。子どもらは興味津々でウミホタルを手にし、「小さい目がある」「振ったらよく光る」などと観察していた。