愛媛県今治市大三島産のワイン造りに向けブドウ栽培に取り組んでいる株式会社「大三島みんなのワイナリー」が11日、地元住民らと今年初収穫したブドウでジャム作りに取り組んだ。
 みんなのワイナリーは、建築家の伊東豊雄さんが代表を務め、2015年と今春、上浦町瀬戸の畑に苗植え。9月に初めて収穫し、今年は収量の関係で住民やワイナリーの苗木オーナーらとジャムにすることにした。
 市大三島公民館(大三島町宮浦)であったジャム作りでは、伊東さんと親交のあるブラジル出身のフードコーディネーター・ヒラタマリさん(57)=東京都=が指導。ヒラタさんは仏のル・コルドン・ブルー・パリ本校を卒業し三つ星レストランなどで修業、世界各国で料理教室を開き、在日ブラジル大使館の料理顧問を務めている。