大分市の佐藤樹一郎市長は１４日、愛媛県庁を訪れ、伊方町と大分市を結ぶ豊予海峡ルートについて上甲俊史副知事と意見交換した。佐藤市長はルートで新幹線を整備した場合、松山―大分の所要時間が３８分に短縮されるなどの試算を説明。県に対し四国新幹線と一体での実現を国に働き掛けるよう求めた。
　試算は昨年１２月に公表。佐田岬半島から佐賀関半島（大分市）の約１４キロの海峡を横断するルートで、事業費はトンネルを掘って新幹線単線を整備した場合が６８００億円（概算）と最も低額となり、架橋に比べて優位などとした。

　大分市の佐藤樹一郎市長は１４日、愛媛県庁を訪れ、伊方町と大分市を結ぶ豊予海峡ルートについて上甲俊史副知事と意見交換した。佐藤市長はルートで新幹線を整備した場合、松山―大分の所要時間が３８分に短縮されるなどの試算を説明。県に対し四国新幹線と一体での実現を国に働き掛けるよう求めた。
　試算は昨年１２月に公表。佐田岬半島から佐賀関半島（大分市）の約１４キロの海峡を横断するルートで、事業費はトンネルを掘って新幹線単線を整備した場合が６８００億円（概算）と最も低額となり、架橋に比べて優位などとした。