二輪車の事故防止を促すため、愛媛県の南予や高知県の大型バイク愛好家約20人が25日、愛車に乗って大洲署員と大洲市内を巡回した。
 署の駐車場には、ホンダやスズキ、ハーレーダビッドソンなど16台が集結。サイドカーを備えるバイクも多く、白バイも含めて計19台の壮観な車列となった。
 出発式で、地元大洲地区のセーフティーリーダー松本武さん(74)が「大きなイベントをすることで(ライダーに事故防止を)意識してもらえたら」とあいさつ。排気量1400ccの愛車にさっそうとまたがり、サイドカーには二宮幸仁署長を乗せた。
 一行は秋の全国交通安全運動(21~30日)をアピールしながら出発。見送る署員からは「いやあ、サイドカーに一度乗ってみたいなあ」とあこがれる声も出た。