木材を直交するように貼り合わせて強度を高めた大型木製パネル「クロス・ラミネーテッド・ティンバー(CLT)」の利用拡大を目指す愛媛県CLT普及協議会(会長・井関和彦県木材協会長)は30日、CLTを使った木造3階建て事務所(松山市空港通5丁目)の完成見学会を開いた。
 事務所は、古紙リサイクル会社「カネシロ」が国の補助を活用して建設。2階部分の床や階段などに県産スギ・ヒノキ製のCLT約44立方メートルを使用した。見学会には、木材業者や自治体職員ら約100人が出席した。