愛媛県内一の生産量を誇る大洲産のクリを使った菓子や料理の新商品の試食会「大洲まるごと栗イズムの会」が22日、松山市であり、食品バイヤーと開発者らが商品化に向け、意見交換した。
 JA愛媛たいき(大洲市)によると、今年の管内生産量は約550トンを見込み、県内生産量の約37%を占める。中小企業庁の補助を受け、本年度から大洲産クリの地域ブランド化事業に取り組む大洲商工会議所が主催した。
 試食会には地元の食品会社や菓子メーカーが考案した、クリ入りのカレードリアやライスコロッケ、もなかなど8品が登場。食品、行政、金融機関などの関係者約50人が味や香りを確かめながら、じっくりと味見した。