愛媛県大洲市議会は23日、議員全員協議会を開き、来年の次回市議選から議員定数を現行の22から21に削減する条例改正案を、9月定例議会最終日の9月13日に提出すると決めた。現任期は2017年10月1日まで。
 人口減少や近隣市町の状況を踏まえ議員から定数見直しの声が上がり、6月下旬から議会運営委員会(押田憲一委員長、7人)が検討。1減、2減、現状維持の案が浮上する中、1減と現状維持の2案に絞られ、8月17日に委員長を除く6人の採決を行い、5人の賛成で1減が決まった。議会最終日の発議は議会運営委員会が行う。
 宮本増憲議長は「地域の意見を反映させるためにも減らすべきではないとの意見もあったが、委員会には慎重に議論していただいた」と話した。