木や火のある暮らしを体験するイベントが3日、愛媛県松山市大井野町の新日本建設(同市)社有林であり、親子連れら約40人が伐採見学やたき火教室などを通じて木のぬくもりを感じた。
 イベントは同社が2015年から開き、3回目。同社は県産材にこだわった家造りを手掛けている。
 作業員がチェーンソーやまさかりなどを使って、高さ約20メートル、幹の直径約40センチのスギを伐採。参加者は、大木がごう音を上げながら倒れる圧巻の光景に歓声を上げていた。
 伊予市の南山崎小学校3年石井斗輝君(8)は「チェーンソーや木が倒れた時の音が大きくてびっくりした」と目を丸くしていた。