愛媛県西条市で開かれていた西条まつりは最終日の17日、飯積神社(西条市下島山)の統一運行があり、神社前の渦井川河川敷で太鼓台11台による一斉かき比べが披露された。
 太鼓台は早朝に運行を始め、市東部などを巡回。神社前の渦井川河川敷には夕刻、多くの観客が集まり太鼓台の到着を待った。
 約3トンある太鼓台が姿を現して練りを披露すると、周囲から拍手と歓声が湧いた。11台が横一列に並んで一斉にかき上げる「寄せがき」が始まると、盛り上がりは最高潮に達した。多くの観客はライトアップされた太鼓台が波のように揺れ動く様子を見守り、8日から始まった西条まつりの余韻に浸っていた。