愛媛県新居浜市星原町の泉川中学校の相撲大会が2日、同市外山町の浦渡神社であり、全校生徒約240人が元気いっぱいにぶつかり合って力を競った。
神社によると、同校区では昭和初期から集落対抗の相撲大会が境内で盛大に開かれていた。相撲熱が高い土地柄から泉川中では1947年の開校以来、奉納相撲を4、5月の恒例行事としており、今年70回目を迎えた。市内で相撲の校内大会を実施しているのは同校だけという。
大会は、身長順の勝ち抜き制クラス対抗戦で、取組数は240に上った。生徒はジャージーや体操服に身を包んで、塩をまいて土俵入りし、行司役の教員が「はっけよい、のこった」と合図すると、がっぷりと組み合った。