水泳の四国高校選手権最終日は20日、愛媛県松山市のアクアパレットまつやまで男女計15種目の決勝などを行った。愛媛勢は女子100メートル平泳ぎの照喜納志帆(新田)が1分9秒86の県新(大会新)をマークし2連覇を達成、最優秀選手に選ばれた。
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 女子100メートル平泳ぎの照喜納が6月の県高校総体に続いて県記録を塗り替えた。
 県総体で念願の1分10秒台を初めて切り、「コンスタントに1分9秒台を出す」と語っていた照喜納。新たな目標をひとまずクリアし、「スピードを最後まで保てたのがよかった。全国で戦うには8秒台が必要。今日の結果をはずみにしたい」と納得の表情を浮かべた。
 全国の強豪選手との対戦を重ねながら一歩ずつ記録を伸ばしてきた。大会終了後には「今年は表彰台を狙いたい」と力強く宣言。高校最後のインターハイへ、愛媛勢のエースが燃えている。