宇和島出身の岩村監督、打球に迫力 野球教室に80人 上達のこつを学ぶ
元メジャーリーガーでタンパベイ・レイズなどで活躍した現独立リーグ福島ホープスの岩村明憲監督(38)=宇和島市出身=による野球教室が25日、宇和島市和霊町の丸山公園野球場であり、市内の児童ら約80人が走攻守にわたって、上達のこつを学んだ。
主催する岩村監督の後援会によると、地元の子どもたちに野球に親しむ機会をつくろうと10年以上続いており、今回も岩村監督が講師を務めた。
捕球面では「ボールはしっかり目の近くで捕るように」と低い姿勢で待ち、見えやすい位置でグラブに収めるようアドバイス。打撃面では素材などが違う硬式球と軟式球ではとらえ方に違いがあるとし、軟式球では水平なスイングを勧め、自ら見本を示した。岩村監督が放つ迫力ある打球に子どもたちは歓声を上げていた。
明倫小学校6年の男子児童(12)は「プロ野球選手も基本を大切にしていることが分かった。中学に入ったら軟式野球に励みたい」と意気込んでいた。