小自治体は国力の源 地方創生主題に公開講座
地方創生をテーマにした愛媛大の公開講座が3日、宇和島市曙町の市役所であり、地域活性化のコンサルティングなどを手掛けるローカルファースト研究所(東京)の関幸子社長(59)が講演した。
地方版総合戦略を策定中の行政関係者ら約150人が参加した。関さんは、日本の人口の7割が三大都市圏に集中している一方で「人口5万人未満の自治体が全体の68%、国土の約70%を占めており、きっちり経営しなければ国力が下がる」と強調した。宇和島市の人口推移にも言及し「将来的には高齢者を含めすべての年齢層で減少する」と指摘した。
健康食材として人気のエゴマを、耕作放棄地を買い上げ栽培し、6次産業化を進める富山市の事例などを紹介。早急に取り組むべき手法として、土地を押さえる▽意欲のある人を見つける▽住民の行動を変える―の三つを挙げた。
小自治体は国力の源 地方創生主題に公開講座
地方創生をテーマにした愛媛大の公開講座が3日、宇和島市曙町の市役所であり、地域活性化のコンサルティングなどを手掛けるローカルファースト研究所(東京)の関幸子社長(59)が講演した。
地方版総合戦略を策定中の行政関係者ら約150人が参加した。関さんは、日本の人口の7割が三大都市圏に集中している一方で「人口5万人未満の自治体が全体の68%、国土の約70%を占めており、きっちり経営しなければ国力が下がる」と強調した。宇和島市の人口推移にも言及し「将来的には高齢者を含めすべての年齢層で減少する」と指摘した。
健康食材として人気のエゴマを、耕作放棄地を買い上げ栽培し、6次産業化を進める富山市の事例などを紹介。早急に取り組むべき手法として、土地を押さえる▽意欲のある人を見つける▽住民の行動を変える―の三つを挙げた。