愛媛県内に拠点を置く企業や公官庁など78団体によるインターンシップ(就業体験)の合同説明会が11日、松山市文京町の松山大であり、就職活動を控えた3年生を中心とした大学生や短大生ら約520人が、事業内容や職場環境などの説明に耳を傾けた。
 合同インターンシップは2003年から実施しており、説明会は「大学コンソーシアムえひめ」に加盟する愛媛大、松山大、松山東雲女子大、松山東雲短大、聖カタリナ大が主催した。今年は119企業・団体が、8~9月に夏季休暇中の学生を受け入れる方針。
 合同説明会では、シティーホテル担当者が宿泊や宴会、レストランで求められる知識やサービスは異なると説明。「インターンシップで部門のつながりや全体の流れを体験してほしい」と話し、身だしなみなどの注意点を挙げた。
 学生たちは教室ごとに設置されたブースに移動して関心のある業種や企業との個別面談に臨んだ。