山鳥坂鎮縄神楽、大洲高肱川分校文化祭で披露 地元文化知って
愛媛県大洲市肱川町山鳥坂に伝わる県無形民俗文化財「山鳥坂鎮縄(しめ)神楽」が23日、大洲高校肱川分校(同市肱川町宇和川、生徒数25人)の文化祭で披露された。伝統継承が難しくなっている中、少しでも生徒に地元文化を知ってもらおうと分校が企画した。
11人でつくる神楽保存会は高齢化している上に、地域自体が山鳥坂ダム建設で水没する予定。今年は土砂崩れによる県道通行止めの影響で8月の盛大な夜神楽が中止となったこともあり、分校が保存会に出演を依頼した。
この日は会員7人が体育館で「御前(盆の舞)」「鯛釣り」「大蛇退治の舞」の3演目を披露。盆を落とさないように舞う御前には生徒も加わって、場に笑顔が広がった。
保存会の和気栄一さん(57)は「神楽に興味がある方は声を掛けてください。皆さんと一緒にできたらいいなと思います」とあいさつし、若い力の参加に期待していた。
初めて観賞した2年の男子生徒(17)は「昔の時代や文化を知れて、ストーリー構成も面白かった」と関心を持っていた。
山鳥坂鎮縄神楽、大洲高肱川分校文化祭で披露 地元文化知って
愛媛県大洲市肱川町山鳥坂に伝わる県無形民俗文化財「山鳥坂鎮縄(しめ)神楽」が23日、大洲高校肱川分校(同市肱川町宇和川、生徒数25人)の文化祭で披露された。伝統継承が難しくなっている中、少しでも生徒に地元文化を知ってもらおうと分校が企画した。
11人でつくる神楽保存会は高齢化している上に、地域自体が山鳥坂ダム建設で水没する予定。今年は土砂崩れによる県道通行止めの影響で8月の盛大な夜神楽が中止となったこともあり、分校が保存会に出演を依頼した。
この日は会員7人が体育館で「御前(盆の舞)」「鯛釣り」「大蛇退治の舞」の3演目を披露。盆を落とさないように舞う御前には生徒も加わって、場に笑顔が広がった。
保存会の和気栄一さん(57)は「神楽に興味がある方は声を掛けてください。皆さんと一緒にできたらいいなと思います」とあいさつし、若い力の参加に期待していた。
初めて観賞した2年の男子生徒(17)は「昔の時代や文化を知れて、ストーリー構成も面白かった」と関心を持っていた。