サッカーFC今治オーナーの岡田武史さん、アーティストの日比野克彦さん、建築家の伊東豊雄さんによるトークイベント「地方から日本の未来を考える」が3日、愛媛県今治市別宮町1丁目の市公会堂で開かれ、各分野の第一線で活躍する3人が地域に根ざした活動への思いや夢を話し合った。
 市伊東豊雄建築ミュージアム(大三島町浦戸)が主催し、市民ら約700人が聴講した。
 それぞれの活動紹介をした後、トークセッション。岡田さんは今治に来た理由を「新しいチャレンジをしないと気が済まない性格なのと、10年かかっても一からできるところで共感してくれるスタッフとやりたかった」と説明。伊東さんは「同じことを繰り返すと洗練されるけど、つまらない。今治でどういう建築ができるか今治の人と考えてつくっていくのが面白い」と語った。