田んぼに巨大イノシシ!? 愛媛県今治市玉川町鈍川の県道沿いに、地元住民と大学教授らが稲わらで作ったイノシシ親子が現れ、道行く人を楽しませている。11月下旬まで設置予定。
 地域を活性化しようと、住民などでつくる「鈍川地区都市農村共生・対流協議会」(越智実鶴会長)が、各地で稲わらアートを手掛ける武蔵野美術大学(東京)の宮島慎吾教授に依頼した。
 木と竹で骨組みを作り、周囲に地元で取れた約20アール分の稲わらを編み込む作業には延べ約200人が参加。8日間で長さ8メートル、高さ4.5メートルの親イノシシと、その半分の大きさの子ども2匹を完成させた。