全日本年金者組合県本部は15日、愛媛県松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場で、年金の引き下げに反対する決起集会「怒りの年金一揆」を開き「高齢者も若者も安心できる年金制度を」と署名活動を展開した。
組合員ら約50人が参加し「年金が減る一方、消費税は上がり高齢者の生活は苦しくなっている」と強調。買い物客らに署名への協力を呼び掛けた。
社会情勢に合わせて給付水準を調整する「マクロ経済スライド」により年金が引き下げられているとして廃止を訴えたほか最低保障年金制度の早期実現などに向け声を上げた。
署名は全国で100万人を目標とし衆参両院議長に提出する予定という。