幼稚園と地域、交流成果紹介 県内PTAが大会
園児の豊かな心を育む活動につなげようと、第38回県国公立幼稚園・こども園PTA大会が6日、愛媛県松山市祝谷1丁目のエスポワール愛媛文教会館であった。県内の会員ら約360人が実践発表や講演を通じ、地域と連携する大切さなどを学んだ。
実践発表で東予南(西条市)、重信(東温市)、あいなん(愛南町)の3幼稚園のPTA会長らが、絵本の読み聞かせやバレーボール大会のほか、地域の協力を得て実施したもちつきや芋掘りなどでの成果を報告。あいなん幼稚園PTAは、魚食教育や隣接の養護老人ホームとの交流を紹介し「いろいろな場面で地域と関わり、学んでいけるよう努力したい」と述べた。子どもの睡眠をテーマにした富山大の神川康子理事の講演もあった。