御荘で1時間57ミリの雨 南予で土砂災害警戒を
四国付近に停滞している前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、1日の愛媛県内は南予を中心に大気の状態が非常に不安定になっている。愛南町御荘では31日午後10時42分までの1時間に57ミリの雨量を観測し、1時間最大雨量が8月としては最も多くなった。松山地方気象台は大雨、落雷、突風に関する県気象情報を出し、南予では1日夕方まで土砂災害に警戒するよう呼び掛けている。また県内では1日夜遅くまで落雷、竜巻などの激しい突風の恐れがあり、屋外活動などに注意が必要。
気象台によると、1時間最大雨量はこのほか伊方町瀬戸で27ミリ、鬼北町近永で21ミリを観測。
31日午前0時の降り始めから1日午前8時までの雨量は愛南町御荘109.5ミリ、鬼北町近永104.5ミリ、宇和島98ミリ。
気象台は午前10時14分現在、大洲市、西予市、宇和島市、松野町、愛南町に大雨警報(土砂災害)を出している。