日本拳法の今治拳友会の寒稽古が1日、愛媛県今治市東村1丁目の織田が浜海岸であり、小学生から大人までの道場生約30人が冷たい風の吹く中、力強く突きや蹴りを繰り出し、心と体を鍛錬した。
 寒さに負けない気力と体力を養おうと、2011年から取り組んでいる。今回は香川、岡山、兵庫の3県からも参加した。
 道場生は辺りが真っ暗な午前6時すぎから砂浜をランニング。はだしになって、突きや蹴りの基本動作を繰り返した。
 日の出ごろには、大人が膝付近まで海に入り、子どもは波打ち際に移動。寒さに耐えながら、気合の入った声とともに稽古に打ち込んだ。