愛媛県八幡浜市のJA西宇和本店(江戸岡1丁目)に今年も「みかんツリー」がお目見えし、14日に点灯式があった。ミカンの皮で作ったライトから広がる柔らかな光が、幻想的な雰囲気を醸し出している。
 市内の女性農業者らでつくる実行委員会(西川久美会長)が毎年企画しており、10年目。実行委メンバーや収穫作業などを手助けしている「ミカンアルバイター」らが、果肉を取り除いてライトを入れた約560個の温州ミカンを高さ1.2~3メートルのツリーに飾り付けた。
 ライトが一斉に瞬き始めると、家族連れらがツリーの前で記念撮影を楽しむなど一足早いクリスマス気分を味わった。