的に1008本の矢を放ち家内安全や無病息災を願う伝統の「百手(ももて)祭」が5日、愛媛県四国中央市川之江町の川之江八幡神社であり、宇摩地方に春の訪れを告げる祭りを大勢の氏子が祝った。
 氏子に災いをもたらす悪魔を追い払うため千本の矢を放ち、念を入れて8本を追加すると伝えられる。川之江町内25地区が持ち回りで世話役を務め、今年は古町地区が担当。20~82歳の射手34人が1月中旬から週3回、市川之江弓道協会の指導を受け練習を重ねた。