愛媛県愛南町家串の家串小学校で9日、地元で養殖されている高級魚クエに触れる授業があり、3~6年生12人が生態や調理方法を学んだ。
 3学期の国語でクエなどを取る素潜り漁師の物語を学習するのを前に、学校が町の「ぎょしょく教育」の一環で実施した。
 子どもらは朝に水揚げされたばかりの約3.5キロのクエに「大きい」と興味津々。学校の近所に住む元板前の兵頭一男さん(64)の手ほどきを受け、包丁で五枚におろした身を切り分けた。