愛南の観光、強み探る 町振興懇話会初会合
愛媛県愛南町が来年3月をめどに新たに策定する町観光振興計画について、民間代表者らが意見を出し合う町観光振興計画懇話会(委員10人)の初会合が2日、町御荘支所で開かれ、町の観光資源の強みや改善点などを議論した。
町商工観光課によると、町には観光施策に関する基本計画がなく、来年開催される「えひめいやしの南予博2016」や将来の国道56号津島道路の延伸を見据え、6月から計画策定に着手。懇話会は来年3月までに3回開かれる予定で、町は委員の意見を計画に反映させる。
2日は、公募などで選ばれた商工観光関係者や農水産業従事者ら委員8人が出席。町の観光資源について「マリンレジャーなど天候に左右されるものが多い。荒天時の代替プランがあれば良い」「海釣りに適した環境をもっとPRしてもよいのでは」といった声が上がった。