愛媛県南予地方局愛南庁舎との合同庁舎となる同県愛南町新庁舎(愛南町城辺甲)で2日、開所記念式があり、関係者や住民約300人が新たな行政拠点の本格運用開始を祝った。
合同新庁舎は鉄筋コンクリート4階建て延べ床面積約7505平方メートルで、愛南町が総事業費22億475万円で建設し、2016年3月に完成。県愛南庁舎のスペースは約1229平方メートルで、8月22日に土木事務所や愛南農業指導班、愛南水産課など5組織が旧庁舎(同町御荘平城)から移転し、業務を始めている。町によると市町村が建設する庁舎に県の出先機関が入るのは中四国初。