2016年度「えひめ東京ブランチネットワーク」意見交換会が27日、東京・永田町であり、東京で事業活動をしている愛媛ゆかりの7社を「えひめ・チアカンパニー」に認定した。取引先の設備投資動向などの情報を提供してもらい、県内への事業所立地を図る。
 意見交換会は11年度から毎年開催。県は東京と大阪でチアカンパニーの認定をしており、今回で計102社(東京61、大阪41)となった。県によると、過去には認定企業からセブン-イレブン・ジャパンの四国進出に関する情報が寄せられ、県の働き掛けなどにより、14年に新居浜市で総菜工場が操業を開始するといった成果が出ている。
 今回の認定企業は、アイサイト▽アズ▽一幸電子工業▽岩崎・長野会計事務所▽ゼスタス▽太陽石油▽ワイアールジー。中村時広知事が近年の企業立地を紹介し「東京のブランチでも引っかかるものがあれば県につないでほしい」と要請。アイサイトの仙波克彦社長に認定証を手渡した。