第53回愛媛マラソン(愛媛陸協、愛媛新聞社、南海放送、松山市主催)は8日、松山市の県庁前から旧北条市内で折り返す42.195キロの公認コースで行われ、男子は和田壮平選手(徳島市陸協)が2時間21分42秒で優勝した。2位は井村光孝選手(愛知陸協)、連覇を狙った井上正之選手(愛媛銀行)は3位だった。女子は山上真里枝選手(松山大)が2時間43分33秒で栄冠に輝いた。
 大会には、過去最多の9937人(男子8039人、女子1898人)が参加。2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん、双子のモデル・ひうら姉妹らもゲストランナーとして大会を盛り上げた。沿道には大勢の人が立って声援や拍手を送り、給水・給食ポイントなどでは、多数のボランティアが大会を支えた。
   ◇
 愛媛新聞社は14日から、第53回愛媛マラソン出場ランナーのスタートや歓喜のゴールの様子をとらえた写真をインターネットで販売します。