愛媛国体で演奏の18曲収録 県内高校吹奏楽部など 力強い音色や美声響く
2017年の愛媛国体・全国障害者スポーツ大会の開・閉会式で演奏される曲の録音会が12、13の両日、松山市上野町の県生涯学習センターであり、県内の高校の吹奏楽部や合唱部員などがイメージソング「えがおは君のためにある」など計18曲を収録した。
県内12高校の合唱部でつくる「えひめハイスクールクワイア」や伊予高校吹奏楽部の生徒、県警音楽隊員ら約200人が参加。収録した楽曲はCDや楽譜集に編集し、本番で演奏する式典音楽隊が練習に使う。悪天候で演奏できない場合や、各市町の競技会場ではCDの曲を流す。
13日は高校生が収録に臨み、伊予高吹奏楽部顧問の長谷川公彦教諭の指揮に合わせ、スポーツの祭典に似合う力強い音色や美声を響かせた。
同校吹奏楽部部長の女子生徒(17)は「すてきな国体になってほしいという思いを込めて演奏した」と語り、西条高合唱部部長の女子生徒(17)は「人生に一度しかないことなので、気合を入れて歌った」と話した。