2年後の2017年愛媛国体に向けて隠れた新たな逸材を発掘しようと、県競技力向上対策本部は28日、松山市市坪西町の県武道館などで中学生を対象としたスポーツ体験教室を開いた。
 松山市を中心に集まった約90人は、班に分かれて自転車やボート、ホッケーなど6競技を体験し、それぞれの魅力を感じていた。
 ライフル射撃会場では国体の少年種目であるビームライフルとビームピストルを体験。参加者は協会役員や伊予農高のライフル射撃部員らから指導を受け、真剣な表情で10メートル先の的を狙っていた。すぐに上達して10点満点を出す生徒も少なくなく、得点が表示されるたびに会場は盛り上がりをみせていた。