愛媛大に社会共創学部誕生 看板お披露目
愛媛県松山市文京町の愛媛大に1日、43年ぶりの新学部「社会共創学部」が誕生した。研究棟の前で同日、看板の除幕式があり、教員らが始動を祝った。
同大によると、同学部は、産業マネジメント▽産業イノベーション▽環境デザイン▽地域資源マネジメント―の4学科がある。医学や理学、法文など全学部から教員を集めた文理融合が特長。地域の行政や住民らとも協働し、少子高齢化や地域活性化などの複雑な問題を解決できる人材の育成を目指す。
1期生は191人。県内出身者が約6割を占め、女性が半数を超える。6日の入学式を経て、11日から授業が始まる。
式では、西村勝志学部長が「一部地域のみの活性化では本当の意味の継続的な地域活性化にはならない。愛媛をはじめ、四国、中四国へ輪が広がるようにしていかなければならない」とあいさつした。