愛媛県は天皇杯13位 和歌山国体
6日閉幕した和歌山国体の天皇杯(男女総合)順位で、愛媛県は13位に入った。昨年から八つ順位を上げ、7位だった1958年国体以降では最高となった。得点も昨年から219点を上乗せし、1203・5点を獲得した。県が掲げた「10位以内」の目標には届かなかった。皇后杯(女子総合)順位は昨年から二つ上げて10位だった。
近年の愛媛県の天皇杯順位は2007、08年に42位と低迷していたが、17年愛媛国体に向けた強化で徐々に浮上し、昨年は21位まで上がっていた。
今大会の競技別では、少年男子が優勝し成年女子も3位に入るなど活躍したソフトボールが138点でトップ。6艇が入賞したボート107点、成年男女が準優勝するなどした剣道96点、成年女子の準優勝などが光ったバスケットボール85点と続いた。
重量挙げや弓道、自転車などでも活躍が目立ち、県によると、入賞数は昨年の71から82に増加。一方、参加得点のみに終わった競技は、昨年の18から13に減少した。